エピオスエコシステム
歯科治療を行う際に水をよく使うのですが、実はその水が結構汚れている事を御存じでしょうか？
以前新聞で報道されましたが、実は水道管の中で溜まっている水は雑菌が繁殖していますので、多くの歯科医院で使用されている水道水は様々な菌が存在しています。
虫歯や歯周病治療など歯科で行っている治療は、基本的に汚染物質を除去して、可能な限り除菌を行う事が基本となっています。
しかし、その治療で使う水が雑菌まみれでは、折角の治療が台無しになります。
そこで中津歯科クリニックでは、「EPIOS ECO SYSTEM」を導入し、一般細菌ゼロの除菌水を診療室全体に循環させて、治療はもちろんうがいや手洗いなどに使用しております。
エピオスエコシステムは超純水と純度99.9％の塩を電気分解し、残留塩素濃度を常に10～20ppmに保った次亜塩素酸水を常に院内にめぐらせる装置です。
20ppmの次亜塩素酸水の除菌効果は高く、ほとんどすべての細菌・ウイルスを不活化する効果があり、なんと手強い芽胞菌も1分間で除菌可能で、通常の細菌なら10秒程度で除菌効果が発揮されます。
つまりこの水を連続使用しながら行う治療は、とても高い治療効果が期待できます。
例えば、歯石除去をした後の治癒が早くなるとともに、血管内に細菌が入り込む「菌血症」も予防できます。
（歯周病菌などが血管を通って全身に問題を引き起こすと言われています）
また、この除菌水はもちろん飲んでも問題なく、安全に使用できますので、お子様からご年配の方まで皆さま安心してご利用いただけます。
POIC ウォーター
POICウォーターは高純度の塩と精製水からできているタンパク分解型の電解機能水です。
この機能水は食品添加物認可もおりているので、例え間違って飲んでしまっても体に害はなく、全く心配ありません。
この水は最初はアルカリ性なので、20秒間しっかりゆすぐことで、汚れの膜を分解し、歯垢を浮かせてくれます。
タンパク質と反応すると水に変化が起こり、独特の臭いと味が発生します。反応が起きると中性化し、それと同時に次亜塩素酸濃度が上がり口内の除菌を行い、口内の細菌を減らすことができます。
歯垢は細菌の塊なので、先ずは歯垢を分解して除去し、その後に次亜塩素酸での除菌を行う事で効率よく確実な除菌が行えます。
診療台にご着席後、うがい用の高濃度POICウォーターをお渡し致しますのでおよそ20秒のうがいにご協力ください。
うがいをするとプールのようなにおいがすると思いますが、これはぬめりや汚れを分解している証拠です。
体には全く害はございません。
当院スタッフも使用しておりますのでご安心ください。
またうがいだけでなく、歯ブラシを持参していただいて、治療前にPOICウォータを口に含んでブラッシングしていただくと口腔内の除菌により効果的です。
中津歯科クリニックでは、このPOICウォーターを使用したホームケアを推奨しております。
詳しくは予防のページに記載しております。
→ POICホームケア ←
医療機関用殺菌・脱臭機能付き空気清浄装置
中津歯科クリニックでは、三協エアテック社の医療機関用殺菌・脱臭機能付き空気清浄装置を設置しております。
この装置は医療施設向けに開発された高性能エアクリーナーです。
オゾンランプとプラズマイオン発生装置を搭載し、相乗効果で高い殺菌力と脱臭効果を発揮します。
また空気感染の主原因となる浮遊菌を殺菌、ウイルス不活化、微粉じん、悪臭等を効果的に除去し、院内をクリーンで安全な環境にしてもらえます。
ただ、空気の状況は見えないので、皆様に実感していただけるのは、歯科医院独特の臭いをあんまり感じないで過ごしていただけることや花粉のひどい時期でも影響が少ない事くらいかもしれません。
たまに、プラズマイオンの発生装置が反応して、「バシッ」と弾ける様な音が鳴ることがありますが正常に作動している証拠ですのでご安心ください。
治療用機器の個別包装とオートクレーブ滅菌
中津歯科クリニックでは、安心安全な環境を整えるために、衛生管理を徹底しております。
治療に使用する器具は、使用する単位に分けて個別で包装し、オートクレーブを使用して滅菌を行っておりますので、安心して治療を受けていただけます。
切削に使用する器具も使用後毎回洗浄、滅菌を行い使用しております。
どうぞご安心ください。
使用機器へのバリアラッピング
中津歯科クリニックでは、安心安全な環境を整えるための一環として、使用する機器の術者が触る部分に、患者さん毎に器具のラッピングを行っております。
これを患者さん毎に交換して行う事により、様々な機器を使用しても未作為の感染を防ぐことが出来ます。
どうぞ安心して受診してください。
